カテゴリ:Literatura 文学

筆者が完読する事の出来た唯一の現代ブラジル文学である: Pessach: A Travessia:の著者Carlos Heitor Cony(カルロス・エイトール・コニー)氏が6日に、91歳で他界した。下は死去を伝える7日付けのフォーリャ・デ・サンパウロ紙の第1面のカットで、90年代にリオの自宅の ...

カメラのカテゴリーの記事を書くつもりだったけど、カメラいじりをしながら、たまたま目にした写真に感動してしまった。こんな写真を見ると、カメラの事なんかもうどうでも良くなってしまう。どんなカメラでも良いから、一度だけでいいから、、こんな写真を撮ってみたいな。 ...

ラジオ・ジョーベン・パン(ハジオ・ジョーベン・パンと言う方が通りがよい)と、ヘイナルド・アズベード氏に関して書いた二つ前の記事の中で、ジョーベン・パンの番組名である”OS PINGOS NOS IS”の意味が分からないと書いた。数分間考えたのだけど、何となく難解なパズル ...

ブラジルの19世紀の有名な浪漫派の詩人であるアントニオ・ゴンサウベス・ジアス(Antônio Gonçalves Dias )が書いた、有名なCanção do exílio(カンソン・デ・エシーリオ)という詩の、日本語の名訳が存在していた。これまでも何度もその日本語訳を見た事があり、以前に ...

先の記事でブラジル国歌を紹介し、歌い易いようにカタカナを振ったわけであるが、日本語の翻訳も紹介してみたい。翻訳を行ったのは、もう4、5年前に他界されたが、ブラジル国内で今も発行が続いている「日系文学」誌、それに本体であった「国境地帯」という文芸同人誌は、残 ...

ふと、寺山修司という歌人で劇作家の事が頭に浮かんだ。寺山修司は70年代の若者の精神的なアジテーターの一人で、このほかにも硬いところで、吉本隆明や小田実、柔らかいと言えば語弊があるかもしれないが、岡林 信康等も同じように、当時の若者の精神的な教祖の一人だった ...

Carlos Heitor Conyは1926年にリオで生まれたユダヤ系のブラジル人作家で、もう90歳近いので著作活動はしていないと思う。この作家を紹介しようと思ったのは、筆者の非常に個人的な理由で、もう20年前くらい前に趣味のひとつとしてブラジル文学の翻訳に挑戦していた頃に、 ...

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