ブラジル

ブラジルの諸々ブログで 会話教室を連載して行くのもどうかなとちょっと考えているが、気になる事があるし数人は読者がいるようなのでもう少し続けることにする。

前にアクセントのある箇所のカタカタ表記を 長音符号で代用していると言ったが、アクセントに付いてもう少し詳しく説明する。
(´ )のように左向きのアクセント記号のある単語や、(^)のようなシルクンフレックソと呼ばれるアクセント記号のある単語は強調し、(`)のように右向きのアクセント記号のある単語は強調しない。

他の大半の言葉は最後から二つ目の母音にアクセントがあり、これらの単語はアクセント記号が無くても強調する仕来たり。
従ってLula前大統領はルラではなく ルーラ、amigo(友人)と言う単語もアミーゴになる。
さて
タ・ボン(Tá bom)という言葉もよく使う。日本語のオッケー、オッケーと同じで、相手の言っている事に同意している時に使う。日本語でオッケー、オッケーが連発するように、こちらでも会話の中でタボン、タボンを連発する。

相手の怒りを静めるのに、タボン、タボン、タボンとか ボンを省略して、ター、ター、ター、ター(もう、よくわかったよ)と言う感じになる。
タ・ボン?と聞かれた場合は、OK?と聞かれているので、シン(はい)とかノン(いいえ)、または他の返事をしなければいけない。同意するのなら、当然シンと返事するかタ・ボン、またはOKと言っても通じる。

ノンの場合は理由を聞かれるかもしれないが、たとえ理由が言えなくても、とにかく相手の言っている事に同意する事が出来ないと思える時には同意してはいけない。

タ・レガウ(Tá legal)という言い方もよく使う。タ・ボンとよく似て相手の意見や行動を素晴らしいと思えば使えばよい。日本語の“やったー!、やったじゃないか、すばらしい”という感じになる。
その場合はタ・レガウのガに力を入れて、タ・レガーウと少し伸ばして言えば感じがでる。